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金継ぎ体験

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金継ぎ体験

先日、去年から予約していた金継ぎ体験に行ってきました。

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日本橋にある和食器の卸屋さんが開催しているワークショップです。

初回は「簡易金継ぎ」と言って、エポキシパテを使って簡単にできる金継ぎをします。

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使用するものは

  1. 合成漆+金粉(真鍮粉)
  2. うすめ液(シンナー)
  3. 空研ぎペーパーまたは耐水ペーパー
  4. 面相筆
  5. 食器用接着剤
  6. エポキシパテ(注意:食器として舐める部分、液体に浸っている部分は不向き)
  7. 小さな小皿または牛乳パック片
  8. つまようじ
  9. スティックまたは竹串、カッター、丸平刀

まず、お店が用意した数種類のお皿から好きなものを選びます。もちろん、割れてはいないので今回はわざと「壊します」。講師の方がペンチでお皿を割るのですが、割った後「おっ!いい割れ方してるね〜」と喜んでいるのが可笑しかったです。

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Step1: 割れの補修

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食器用の接着剤を爪楊枝を使って割れた断面に薄く伸ばし、ずれがないように貼り合わせます。 硬化が早いので 2 分以内に接着するのがコツ。中心に向かって圧を入れマスキングテープで止めます。

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接着剤が半乾きになったら、はみ出た接着剤をスティックなどで取り除きます。

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Step2: 欠けの補修

欠けの大きさに合わせて、今回は米粒ほどの大きさにしたパテを盛っていきます。空気を抜くようにトントンと指先で押さえてあげるのがコツ。

細長い欠けの部分は、そうめんくらいの細さにしたパテを盛ります。

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パテの表面にカッターの刃で軽く刻みを入れます。後で磨きやすくなるそう。この時、カッターなどで余分なパテを減らしておきます。

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パテが固まってきたら空研ぎペーパーで滑らかになるまで仕上げます。表面が滑らかに、器の形状に違和感がなくなるまで磨きます。

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これで次の工程にはいります。

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Step3: ひびの補修

これが一番楽しかった!

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合成漆と金粉を混ぜたものを筆にとり、ひびが入った部分に塗ります。内側と外側を繋げるように、パテを覆い隠すように塗っていきます。

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はみ出したら、うすめ液を綿棒に含ませ拭き取ります。

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最後に金粉を筆でまぶします。

この時、筆先で金粉の粒子を金の塗料に埋め込む感じで優しく押さえてあげます。金粉は高価なので今回は表面だけ。

完成!

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やはり、和皿は金継ぎが映える。

もちろん、素朴な焼き物のマグカップなんかも金継ぎすると良い雰囲気にはなるけど。

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これは講師の方の作品。

お醤油さしの上の部分しか壊れてないけど、その割れを活かして、下にある桜の花まで枝をつなげるように塗料を引いたそうです。

講師の方曰く、「金継ぎはアートです。」まさに!

これも素敵だった。異素材を組み合わせた金継ぎ。これ、いつかやってみたい。

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Otonami ホームページ「器 日本橋 夢東 本店」さんのページから拝借

1 時間半のワークショップ、金継ぎに没頭することでリフレッシュできました。

これをマスターしたら、子供が食器を割っても怒るどころか、すごい、良い割れ方してる!ありがとう!って言えるな 😂

素敵な食器を見つけても「どうせ割れちゃうよね・・」と買うのを諦めていたけれど、金継ぎがあれば長く使うことができるし、補修することで愛着も湧きますね。日本のこういう文化っていいなぁ。